いちばん最初に手にしたのは「闇の子供たち」。
何年前のことだったろう?もう覚えてないけど。3,4年前だったっけ?
去年映画の告知CMを見てビックリしたもんだ。
この内容をどうやって映像化するんだろう?と。とにかくヘビィなので。
この人の文章には負のエネルギーが詰まってるのに、不快ではないというのが不思議。
皮膚がピリピリと痛むような過酷な現実を淡々と描写して、必要以上に悪く書かないし、逆に必要以上に希望も書かない。
ただ単に出来事を淡々と綴ってる感じ。
ハッピーエンドとかバッドエンドとか、そんな言葉さえ無意味な。
決して楽しい話じゃないし、むしろ現実の深遠な闇を見せつけられてダメージを受けるくらい。
だけど、不思議と「生きなければ」と思える。
ほんとに不思議ですばらしい書き手。
東方神起にハマる前から実はちゃんと韓国語にハマる土壌ができてたんだな(笑)
そういえばコミックでもあった。
ヤン・ギョンイル(梁慶一
양경일)とユン・インワン(尹仁完
윤인완)の「新暗行御使」(日本語では、しんあんぎょうおんしって書いてあったけど、わたし的にはシンアメンオサ
신암행어사としたいところ)
面白いよー。
ちなみにどちらも暴力的な描写がパねぇす。要注意。
梁石日の本は性描写もキッツイのでさらに要注意。昼休みのデスクとか電車の中とかで読むのはむずかしい。
アヘアヘいってるシーンに使われる単語がね、直球だからさ(^^;
こういうのを韓国語のままさらさらーっと読めるようになりたい。
って、でっかい風呂敷を広げすぎた(笑)
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