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ひみつの楽園へようこそ。なんちてー(笑) 単なる日常のつぶやきだー。
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通勤電車の中で読む為に・・・と買ったはずが、
やっぱりウチで読んじゃったよ(^^;

・「エデンの命題」(島田荘司)
・「タルタロスの審問官」(フランク・ティリエ/訳:吉田恒雄)
・「モップガール」(加藤実秋)
・「コーリング 闇からの声」(柳原慧)


・「エデンの命題」(島田荘司)
もともと島田荘司はスキでよく長編を読むんだけど、これは珍しく短編。
タイトルになっている話よりも同時収録の「ヘルター・スケルター」の方が面白かったかも。
脳科学の分野と殺人事件をからませた話はなかなか興味深いな。
3年くらいまえに文庫で出た長編「ネジ式ザゼツキー」も面白かった。
とりあえず言えることは、島田荘司を読むなら長編かな・・・て。
前半はぜんぜんワケの分からん文章が続いて、だんだん読むのが疲れてきて、
でもあと一息だと思って頑張って読むと、後半になって一気にピースがぴたっと嵌っていく…
あの感じを短編で味わうのは難しい気がする。


・「タルタロスの審問官」(フランク・ティリエ/訳:吉田恒雄)
シリーズもののうちいきなり2から読んじゃったから、ずっと1を探してた。
ら、ナゴヤの本屋にはあった。さすがだww
非常に好きな作家だけど、正直ちょっとグロすぎる気がしないでもない。
けど、狂気の表現にはそのグロさが不可欠なのかなー。
ただ文章自体は美しいのだな。目の前に景色が広がるような文章。
まるで自分がパリ郊外の森の中に佇んでいるような気になる。
訳してる人のセンスなのか。
ま、相変わらず死体描写と性描写はエグいんだけど(^^;

どうでもいいけど、ランダムハウス講談社の本は高いな。。。
レジでお金払う時になってビックリするぞ。
「え、、、この薄さでその値段(汗)」みたいな。
新潮社からも1冊刊行されているようだから、今度買ってみるかな。
こちらは翻訳者が違うみたいだから、美しい文体かどうか分からないけど。


・「モップガール」(加藤実秋)
特殊清掃のバイトをしてる女の子が主人公というサスペンス。
殺人やら自殺やら事故やら、とにかくいろんなグロい現場を清掃するという仕事を
個性的なキャラでからっと書いてる。
けっこう面白かった。どうやら続編もあるようだから是非読んでみたい。
なんていうか、これ、コミックにしたらヒットするんじゃないかと。
ふとそんなことを思った。
死体描写をどうするかがカギかとは思うけど、どうにかイケるんじゃないかと。
ぜんぜん余計なお世話だけどな(笑)


・「コーリング 闇からの声」(柳原慧)
図らずもコレも特殊清掃の話。
なんとなーくタイトルにココロ惹かれて手にとってビックリみたいな(笑)
いま、キてるのか?!特殊清掃。(←そんなバカな)
ふと思いついて「モップガール」巻末の解説を読んだら、特殊清掃を扱ったサスペンスはどうやらこの2冊だけのようですな。そんなのを野性の嗅覚で選び出したのか、わたしは。
こりゃビックリだ。
「モップガール」に比べて死体描写のグロさがさらにすごい。
お肉キライでよかったー・・・みたいな。
でも、これも個性的なキャラのおかげで陰惨なイメージは薄い。
まだ半分くらいしか読んでないけど、間違いなく面白いと思うね。うん。



どうでもいいけど、グロいの好きだなー、わたし。
だいじょぶか。
なんていうか、私が読書するのはそこから何かを学びたいというわけじゃなく。
もちろん、未知の世界を知りたいという欲求はあるけど。
単純にいまこの現実から遠くはなれて飛び立ちたいという欲求が強いのかな。
だから、より一層ヘンテコな設定やグロい表現のものに走るんだろうなー。
自分の日常とかけ離れた、簡単には想像も出来ない世界を覗いて、
この現実世界から逃れたいと思ってるんだろうなー。
たまにアッチの世界に飛びすぎて電車を乗り過ごしたり、
夢でうなされたりするんだけど(笑)

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じゅうぞう
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機械・電気系CADオペレーター
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読書・果実酢作り
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活字ヲタク。本屋に居るだけで意味もなく喜び、雑誌はなるべく写真が少なくて文字が多いものを購入。東方神起をBGMに美味しいものをつまみながら読書して、疲れたら動物や自然と戯れ空を見あげてぼーっとする。そんな生活ができないものかと日々妄想中。
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