一夜明けて、愛人はさっそく変換作業を指示した社員のところへ行き、尺度の件を報告していた。
報告をうけた社員は、特に図面データを開いて確認することもなく、どれくらいの枚数が対象なのかも聞かず。
愛人が発した、これから書き直しますというセリフに、お願いしますと答えただけだった。
なんだよ、そのどうでもいい感…。
ちょっと愛人のこと可哀想って思っちゃった…。
[追記]
愛人はちゃんと書き直してるだろうかと、図面データを開いて確認してみた。
ら、わざわざ手間のかかる方法で書き直していた。
なんでそうなるんだヲイ。
うっかり可哀想とか思っちまったバチが当たったのか。
愛人にこういうやり方で直して下さいとメモを渡したら、そのようにやっていますという返事。
回りに人がいなかった昨日は素直になんでも聞いたくせに、回りに人がいるとなると途端に見栄を張るんだな。
バカだと思われたくないのだろうか。
実際そうなってないから、ほんとに?とじーーーっと目をみたら、顔を真っ赤にしてやってますと言う。
ほうほう(о´∀`о)そうきたか。
私は優しいので、ふーんと引き下がってやった。
ら、大慌てで私のメモ通りに図面データが書き直されていった。
ま、きちんと直ればいいわさ。
フン(ー_ー)=3
[追記]
とりあえず愛人のやらかしについて派遣会社の営業マンに連絡しておいた。
昨日のやりとりをざっと報告したら、毎度おなじみの絶句。
ま、そりゃそうか。
言うことがアホすぎるからな。
仕方ない。
営業マンに言っても何も変わらないことはわかっている。
が、いちおう報告だけはしとかんとな。
ついでに、来年は別の会社で働きたいと要望を出しておいた。
愛人に面と向かっていろいろ指摘してスッキリしたのは、ほんの一瞬だったなあ。
私は「文句言いたい」んじゃなくて、「職場環境を改善したい」だけ。
だから、「これはよくないと思う」「こういう案はどうだろう?」という話の持って行き方をいつもしている。
でも、女が別の女のことについて話すと、なにもかも「女同士の揉め事」になってしまう。
こちらは仕事の話をしたくても、はなから聞こうとしない。
少なからず愛着のあった古巣だけど、もう私の知っている古巣じゃないんだな。
いつの間にか本物のアホばっかりになってた。
残念なことだ。
縁もゆかりもない会社への就業の場合は、ちょっとくらい何かあっても気にせず働いてきた。
思い入れの違いは大きいんだろうなあ。
ちょうど折よく別の派遣会社から連絡があったので、年明けからの案件を探してもらうことに。
就業先だけじゃなくて、派遣会社を変えることも検討するつもり。
愛人問題はいくら時をかけても解決しない。
むしろ悪化する。
営業マンの生ぬるい指導と、社員の男どもの放置プレーで。
解決するにはクビか時給ダウンしかない。
でも、彼らにとってはたいそう難しいらしいので(嫌み)私が自主的に抜けてあげないとね。
私やっさしーーー(笑)
辞めるのは簡単だからこそ、その前に出来ることは全て試してみたい。
それでもダメなら、潔く決断する。
[4回]
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