退屈な変換の仕事しかやらせてもらえない愛人に、今日は別の仕事が与えられた。
タイ人の若手男子から。
過去の物件データの中から、いくつかの部品を拾い出して集計するというもの。
このタイ人若手男子は日本語がネイティブレベルなので、いつもとてもわかりやすい指示をしてくれる。
ところが、愛人はことあるごとに「あ、ちょっとウフフフウフフフわかりませんけどウフフフ」「ん~(首を傾げながら)ウフフフさあ?ウフフフ」とうるさい。
どうしてもウフフウフフの合間に言いたいのねww
なに言ってるかわかんねえっつのww
で、愛人のこんな反応を不安に思ったのか、タイ人の若手男子はメモ用紙になにやら図を書いて、詳細に説明し始めた。
ら、愛人それを全力でさえぎって、
「あ、図面はわかりますんで。わたし書いてますんで。」ときた。
アホww
筋金入りのアホww
お前が余りにわからんだの知らんだのうるさいから、気を遣ってくれたんだろがww
そして数時間後。
愛人はドヤ顔で集計結果を提出していた。
その数分後。
タイ人の若手男子が愛人のところへ来てダメ出し。
「ここが違ってますね」
「あ、そうですか」
「ここも違ってますね、これは◯◯だから◯◯が正解ですね」
「あ…スイマセン…」
「それと、ここなんですけども」
「あ!それは◯◯だから△△なんですよねえ」⬅知ったかぶりw
「そうですね、で、これが違ってますので、こうしてください」
「ハイ…スイマセン…あの、他には?(もうないよと言われる前提での問い)」
「あ、ここも違いますね、あとここも」
「あ…スイマセン…再チェックします…スイマセン…」
愛人しっかりしろww
なにやってんだww
こんなやつと私の時給がほんの数十円しか違わないってことがなー!
ありえんよなー!
愛人的には変換以外の仕事がきたってんで、それはそれは張り切っていた。
拾い出す作業の前には「さて!」「ん~っと」なんて小声で言いながらマウスをカチャカチャやってた。
なにアピールだかわからんけど、とにかく舞い上がってることはわかった(笑)
朝いちばんで愛しのOさんに話しかけることもできたから、愛人としてはもうウハウハのハッピーデイなんだろう。
案の定、今日は愛しのOさんと私の名札も勝手にひっくり返しおったww
こないだ急にやめたくせにww
勝手に復活するなww
気持ちわるいww
私としてはだな、そろそろ本気で時給交渉に乗りだそうかと。
愛人のあれやこれやに目を瞑り、愛人とさして変わらぬ時給にも目を瞑り、ブツブツ文句を言わず、無茶ぶりに笑顔で応じ、バッチリ図面を仕上げる。
そんなこと出来るかーーーーー!
10円20円なんていうちっせえ金額じゃあ納得しない。
一気に100円150円アップを狙う。
ダメ元で吹っ掛けてみるつもり。
偉い人①と若手男子を巻き込みながら、営業マンと交渉するのだ。
フン( ̄・・ ̄)=3
若手男子の暖簾に腕押し的な感じがなんとも頼りないが。
時給交渉するから援護射撃してよーって頼んだら、偉い人①に軽く何か言うくらいしかできん、効力は期待するな的な返事だった。
ま、いーけどよ。
時給交渉が決裂したら、私はもう更新しないんだからね。
これから自分でぜーんぶ図面かくことになるんだけどね。
もしくは愛人に1から10まで説明して残念クオリティの図面を書いてもらうことになるんだけどね。
そういうイメージがすぐに浮かばなかったのか、あるいは私の価値をその程度だと見積もっていたのか。
はたまた価値は認識しているけど面倒くさいのはいやだと思ったのか。
いずれにせよ私に出来ることはすべてやってみて、その結果で来年以降のことを考えることにする。
やっぱりこの職場には、私じゃなくて愛人みたいな残念レベルの人がベストマッチなのかもなー。
あいつらにとって私は優秀すぎるのね(爆)⬅ヲイ
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