死の町って発言したことの責任をとって辞任した大臣。
この人ほんとに辞任せないかんかったのだろうか。
東日本大震災以降、民放各局の報道をまったく信用しなくなった私はこの報道にもチョット首をかしげた。
死の町という響きはたしかに悪い。
だけど、被災地に実際に出向いて惨状を見た上での素直な思いだったんではないかという気がする。
それを口に出していいかっちゅーとビミョーなんだが。
四六時中TV見てるわけじゃないけど、TV報道の大筋は「ばかな大臣がまたアホなこと言いよった」的な印象をうける。ネットニュースも同じようなニュアンスを感じる。
けど、福島県民があの発言を受けて激怒してるとか、辞任が妥当だと言ってるとかほんとだろうか。
そういう人ももちろんいるだろうけど、そういう人ばっかりじゃないでしょう。
すべての県民に質問して集計したわけじゃないのに、県民の総意みたいな報道には違和感を感じるな。
「被災地のことを思っていたらああいう単語は出ない」とか寝ぼけたこと言って、決まったばっかりの大臣の交代劇にのっかるのはいかがなものか。
鉢呂氏が脱原発派としてこの先大活躍したかどうかはちょっとギモンだけど。
それでも今回の辞任に対する報道のあり方にはものすごい嫌悪感を覚えるわ。
そもそも死の町、とまでは言わんにしてもそれに等しい町にしたのは誰なんだよっちゅー話でしょ。
そこをないがしろにして失言だ失言だと大騒ぎして辞任という流れにもってくとは・・・。
「大臣がアホなこと言った」というネタは視聴率のアップや、売り上げ部数のアップにつながるから、ろくに検証もせずに広げるんだろうな。
死の町発言で大臣辞任なら、震災は天罰だと言ったどっかの都知事はどうなるんだ。
とにかく。
大震災から半年が過ぎてもやっぱり報道への怒りは変わらないなあということだった。
だからニュースはN〇Kばっかり見る羽目になる。
そうはいってもN〇Kばっかり見たいわけじゃないんだ私は。
(=3=)ブツブツ
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