あ~やれやれと思ったのもつかの間、別のことが気になりだした。
あたしは暇人か(笑)
例の面倒くさい人から何年も嫌がらせを受けてきたAさんに、近ごろとても懐かれているなあ…と思ってはいた。
思ってはいたけど、あんまり考えないようにしてきた。
なんか厄介そうな気がしたから。←ヲイ
嫌いじゃないことは確かだけど、だからって友人とは違うんじゃないかと思って。
職場のいやな上司、苦手な同僚、理解してくれない夫のことなどなど、あらゆる問題を聞かされた。
それに対して、私なりの解釈を示したり、対策を示したりしてきた。
けど、最終的に「こわくて出来ない」というところに落ち着く。
自分はこれでいいのだろうか?と聞かれるので、「いいんじゃないの?」と答えておく。
本人ができないって言ってる以上、私に言えることなどもうない。
ところが、それが彼女にとってはとても安心できる救いの手だったらしい。
お昼休みもトイレでばったり会ったときも、自分が抱える問題について述べてアドバイスを求める。
または、自分はこういうところを頑張っているとアピールして「すごいね、いいね」という承認を求める。
まるでカウンセラーに話すように。
時には仕事中に私の席まできて15分も20分も話していく。
なんだろうなあ。
30をいくつも過ぎているのに、言動はまるで思春期の少女のようにアンバランス。
私の他にもうひとり、Aさんがなにかと頼ってアドバイスを求めている女性Bさんがいる。
Bさんのところにも仕事中によく話をしに行っているよう。
悩むことは誰にでもあるし、頼りがいのある人にアドバイスしてほしいこともよくわかる。
でも、時と場所は選んでほしいなと。
大人ならそのくらいの判断はしてほしい。
先日Bさんは体調不良で1週間ほど休んでいた。復帰した日にAさんは「Bさん、すごく心配したよ」と言いつつ、その直後から自分の悩みをダーっとぶちまけていた。
数年前からずっと仕事でわからないところがあっても、わからないままやっていた。
わからないところを質問してはいけないと思っていた。
なぜなら、自分に仕事を教えてくれていた上司が急に退職してしまい誰も手助けしてくれなかったから。
以来、自分はわからないことを誰にも確認することなく仕事をしてきていた。
先輩からそれを急に指摘され戸惑っている。
この仕事に私は向いてないんじゃないかと。
うむ、そうか…。
勤続10年超えの正社員の口からでた言葉とは思えんな…。
そもそも働くことに向いてないんじゃないかと私が思っていたら、明らかに疲れた表情のBさんが言った。
「なぜ質問しないの?こんなことも知らないのかってバカにされるのがこわいの?だとしても、それで傷つくのはあなたの自尊心だけで、仕事に傷はつかないでしょ。仕事をきちんと完結させることが私たちの責任じゃないの?」と。
拍手。パチパチ。
Bさんはとても頑張ってキツいことを敢えて言ってあげたと思う。
けど、Aさんは明らかに聞き流していた。
こういうタイプの人に多いような気がするけど、耳に痛い言葉は自動的にスルーする感じ。
数分後に彼女の口から出たのは、「私に可愛げがないからいけないのね」だった。
「仕事を円滑にすすめるには可愛げが必要でしょ?でも私にはない。だから仕事がうまくいかない」と。
(゚д゚)え…と…
私が言葉を失っている間にお昼休みは終わった。
後日、Aさんは仲良しの同僚に私とBさんの話をしたそうだ。とても頼りになって助けられていると。
そしたら、その同僚が「ずるーい、私もその人たちと話したい!」と言うので、食事会をセッティングすると約束したそうだ。
これ、あかんパターンではないか?
どうしたもんか。
とりあえず、カウンセリング料でも取るかw←違
友人ってなんだろな。
人の悪口以外に話題が見つけられないなら、それはたぶん友人とはいわんのだろう。助けるばっかり、助けられるばっかりというのもたぶん友人とはいわんのだろう。
仕事場で仲良くなった人を友人と呼ぶことに、私はいつもすごく抵抗を感じてきた。
これからもそうだろうなあ。
会社のこと以外に楽しく会話できるネタがあったら、友人といってもいいのかなあ。
いつももやっとする(´-ι_-`)
[8回]